食品安全情報blog過去記事

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Berkeley Wellnessから

  • 専門家に聞こう 野菜や穀物とミネラルの吸収

Ask the Experts
Vegetables, Grains, and Mineral Absorption
by Berkeley Wellness | April 01, 2015
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/nutrition/article/vegetables-grains-and-mineral-absorption
Q:ある種の野菜のシュウ酸や穀物フィチン酸はカルシウムやその他ミネラルの吸収を阻害する?
A: シュウ酸やフィチン酸はしばしば抗栄養素と呼ばれ、カルシウムや鉄やその他ミネラルの吸収を確かに抑制するが完全にブロックするわけではない。しかし注意すべきはあなたの身体は食べた栄養素の一部しか使わないし吸収には他の栄養素の存在など多くの要因が影響するということである。これが生物学的利用度の基本原則である。
シュウ酸はある種の緑の濃い葉物野菜に多いがシュウ酸の多い野菜はカルシウムや鉄も多い。ミネラルの一部が化学的にシュウ酸と結合してもまだ多くは結合せず利用できる。シュウ酸の多い野菜を避けたければほうれん草の代わりにケールを食べることはできるが、カルシウムやミネラルを得る最良の方法は緑の濃い野菜も含む多様な食品を食べることである。注意:シュウ酸カルシウムの腎臓結石ができる人はシュウ酸摂取量を制限する必要があるかもしれない
フィチン酸についても同様で、全粒穀物やナッツ、種子、豆類に存在するがそれらはミネラル含量も多い。

The Truth About Tilapia
by Berkeley Wellness | April 01, 2015
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/food-safety/article/truth-about-tilapia
ティラピアアメリカで4番目に消費量の多いシーフードで世界では鯉に次いで二番目に多く養殖されている魚である。ティラピアという用語は実際には中東からアフリカ産の複数の関連した魚を指す。
もしあなたが魚を食べるなら多分既にティラピアを食べたことがある。ティアラピアは他の安価な魚同様しばしばレッドスナッパーやハタ、マグロなどのより高価な魚の名前で偽装されて販売されていることがある。逆にティラピアを頼んだら別モノを掴まされる可能性は遥かに少ない。ティラピアに関しては素晴らしい蛋白源だという賞賛からベーコンより悪いという非難まで賛否の声が大きい。誰が正しいのか?答えは白黒二つではない。
栄養的側面
環境的側面
汚染物質
基本
ティラピアは安価で入手しやすく何にでも合う。たとえオメガ3脂肪酸が多くないとしてもタンパク質が抱負でバーガーやベーコンよりはあなたの健康に良いだろう。健康的な食生活の一部となれるし、他の魚同様、責任ある養殖方法あるいは漁獲でとれたものを薦める。
(同じ理由で食品に中国産って書いてあったら騙されることはまずないので「買い」。ヘンに国産アピールしてたら国産以外にいいところはないという意味)

Tilapia's Worse than Bacon? Baloney!
by Berkeley Wellness | April 01, 2015
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/tilapias-worse-bacon-baloney
ティラピアはサーモンよりオメガ3脂肪酸が少ないのでサーモンほど心臓に良いとは言えないかもしれないがだからといってJournal of the American Dietetic Associationに2008年に発表された研究をもとにした馬鹿げた見出しのように「不健康」で「ベーコンより悪い」ことにはならない。

Does Your Tilapia Pass the Test?
by Berkeley Wellness | April 01, 2015
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food-safety/article/does-your-tilapia-pass-test
三者認証を獲得しているティラピア養殖場は増加している。エビやナマズやその他でも同様である。

  • 健康に関するインチキを見つける10の方法

10 Ways to Spot Health Quackery
by Berkeley Wellness | April 01, 2015
http://www.berkeleywellness.com/herbal-supplements/self-care/home-remedies/over-counter-products/article/10-ways-spot-health
アメリカ人は疑わしい健康製品や治療法に年に何十億ドルも使っている。お金を無駄にするだけではなく、害があったり必要な治療を受けさせなくしたりする。
騙されないように!インチキの10の兆候を示す。
・「魔法の」「簡単な」「秘密の」「驚くべき」といった単語
・「あなたの身体を清浄にします」「エネルギーレベルを上げる」「免疫力強化」のような漠然とした主張
・根拠がだれかの保証や体験談しかない
・健康に問題があることを診断しようとする宣伝コピー、例えばあなたはもしかしてビタミン欠乏?だったらこれを、のような
・医師は失業するからあなたに治療法を知って欲しくないという主張
・「部分痩せ装置」のような運動せずにあるいは寝ている間に痩せる、と宣伝するガジェット
・1日1ポンド痩せるというような減量法。過激な減量法は危険なことがある
マルチ商法で販売されている製品
・関節炎、がん、AIDSを治療するという宣伝
・いろいろな病気を治すという宣伝。何にでも効くものは何にも効かない
(オリジナルは2007年。2015年3月改訂。あまり変わらない)