- The Lancet Neurology:自閉症シリーズメディア告知
The Lancet Neurology: Autism Series media alert
16-Apr-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/tl-tln041515.php
米国神経学会年次会合開催と併せて自閉スペクトラム疾患の論文シリーズを発表する。
一つは遺伝子の探索、もう一つは脳の構造と機能の画像解析についての論文
- 調査の結果今や米国の高齢成人の半分はアスピリンを使用していることがわかった
Survey shows half of older adults in US now taking aspirin
16-Apr-2015
http://ekaweb01.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/osu-ssh041615.php
American Journal of Preventive Medicineに発表された45-72才の2500人以上を対象にした調査の結果、52%が現在アスピリンを使用していてさらに21%が過去に使用したことがある。別の報告ではアスピリンの使用が2005年から2010年の間に57%増えたとしている。特に「一次予防」目的での使用が多いがFDAは心臓発作や脳卒中の既往のないほとんどの人には勧めていない。一部の研究で大腸がん予防の可能性が示唆されてさらに関心が高まったようだ。一方アスピリンの使用が薦められる人の20%がアスピリンを使用していない。
- フタル酸DEHPがマウスの雌の生殖能力を弱体化する
The phthalate DEHP undermines female fertility in mice
16-Apr-2015
http://ekaweb01.eurekalert.org/pub_releases/2015-04/uoia-tpd041615.php
論文2報のプレスリリース
Prenatal exposure to di-(2-ethylhexyl) phthalate (DEHP) affects reproductive outcomes in female mice
Sarah Niermann et al.,
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0890623815000349
妊娠11日から出産までCD-1マウスにDEHP (20 μg/kg/day–750 mg/kg/day)を毎日経口投与。（ちなみに食品安全委員会によるTDI 0.03 mg/kg 体重/日なので投与量は最大TDIの25000倍）
雌雄比が変わった等
（このグラフを見て「DEHPの周産期暴露はF1世代の雌/雄比を増やす」と結論する研究者ってどうよ。むしろ全体的に最高投与量でもあんまり大きな影響がないことを示している）
Di(2-ethylhexyl) phthalate inhibits antral follicle growth, induces atresia, and inhibits steroid hormone production in cultured mouse antral follicles
Patrick R. Hannon et al.,
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0041008X15000617
マウスから取り出した卵胞をDEHP (1–100 μg/ml)存在下で24-96時間培養して遺伝子発現解析した実験。
（これはもう何をみているのかわからない状況）
