食品安全情報blog過去記事

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その他

  • 医師のグループがコロンビア大学にDr. Ozの学部の職位について再検討するようもとめる

A group of doctors just asked Columbia to reconsider Dr. Oz's faculty appointment
by Julia Belluz on April 16, 2015
http://www.vox.com/2015/4/16/8423867/dr-oz-letter-columbia
郡の医師や教授など10人がコロンビア大学の医学部長あてに、最も有名な職員が雇用されていることが「許容できない」という手紙を送った。
コロンビア大学医学部がDr. Mehmet Ozを外科の上級管理職の地位を許していることに驚き落胆している。何度も何度も批判されているように、Dr. Ozは科学や根拠に基づいた医療を軽蔑し根拠のないGM食品反対をしインチキ治療法を宣伝してお金を儲けている。」
署名のトップはHenry I. Miller, M.D。
木曜日にコロンビア大学はDr. Millerに返事をした。
コロンビア大学は学問の自由を基本原則にして職員が意見を自由に述べることを支持する」

  • Dr. Ozの作り方−如何にして受賞歴のある医師が科学から遠ざかり有名になったのか

The making of Dr. Oz
How an award-winning doctor turned away from science and embraced fame
by Julia Belluz on April 16, 2015
http://www.vox.com/2015/4/16/8412427/dr-oz-health-claims
Dr. Ozはアメリカで最も影響力のある医師で2009年に始まったThe Dr. Oz Showには毎日平均400万人以上の視聴者がいて彼の雑誌(The Good Life)とその連載は北米で最も良く読まれている定期刊行物である。ラジオ番組や1ダースの本やウェブサイトは何百万人もの人の医学的情報源である。FacebookTwitterPinterestYouTubeアカウントのフォロワーは数百万人でNY Medという新しいショーにも出演している。これら全てのチャンネルで、彼は同じメッセージを発している:あなたはちょっとしたトリックとナチュラルレメディで健康をコントロールできる。
最近彼のメッセージの一部は科学コミュニティや連邦政府から批判されたがファンの熱狂はおさまらない。
私は何年か彼の記事を書いてきて、彼に魅了されている。どうして信用のあるアイビーリーグの心臓外科医がこんなに有名になったのか?私は彼の同僚や上司やその他の関係者数十人に話を聞いた。私は彼の初期の本を読んだ。彼のファンの話を聞いた。そして彼の代替療法の実験は子ども時代に遡ること、根拠のある医療からの乖離は有名になるに従って大きくなることを発見した。そしてDr. Ozの作り方のほうがDr. Ozそのものよりもアメリカ人の健康へのアプローチについてより良く語ることを見いだした。
以下長い経緯
外科医としては優秀だったしOprahのショーに出ていたときは偉大なるサイエンスコミュニケーターだった、しかし今は詐欺師であり家族ぐるみで帝国を築いている。彼は今や「私の仕事は私のファンを喜ばせることである」と自分のやっていることを正当化している。
(フォースの暗黒面に取り憑かれたのね。自分の身体をコントロールしたいというのは我々の欲望。)

  • 日本は科学委員会が反対しても捕鯨はするという

ScienceInsider
Japan says it will hunt whales despite science panel’s opposition
By Virginia Morell 16 April 2015
http://news.sciencemag.org/asiapacific/2015/04/japan-says-it-will-hunt-whales-despite-science-panel-s-opposition
IWCの科学委員会に助言する専門家委員会が日本の最新の南極でのミンク鯨の捕鯨再開計画を却下したが日本は計画通り捕鯨する予定。今週発表された委員会の知見は拘束力はないが、大きな衝撃であったとNOAAの海洋生物学者Phil Claphamはいう。「これまで科学委員会に関連するどの機関も日本に鯨を殺す必要があることを示すことに失敗しているとは言ったことがなかった」。
委員会は特に日本の科学者は研究目的の評価に必要な情報を提出しなかったと主張する。このニュースを鯨生物学者や自然保護論者達は賞賛している。しかし日本はいくつかの改訂案を提供するものの死体が必要だという結果があるとして計画を実施する意向である。
(ここまでして得られるものがあるのかという・・科学研究と主張していながら食文化などと公言する政治家はいるし鯨肉の需要もそんなになさそうだし。南氷洋の話なのでなおさら。)

  • 「男性拒食症」:WA家族は父親の死亡する可能性のある痩せ願望について語る

'Manorexia': WA family tells of father's potentially deadly wish to be thin
April 17, 2015
http://www.watoday.com.au/wa-news/manorexia-wa-family-tells-of-fathers-potentially-deadly-wish-to-be-thin-20150416-1mmgms.html
拒食症はしばしば若い女性の病気と考えられるがThe Butterfly Foundationの新しい報告全国摂食障害共同報告書National Eating Disorders Collaboration Reportによるとオーストラリアでは昨年摂食障害で500人以上の男性が死亡している。自身の身体に不満な男性が増え拒食症患者の10人中1人が男性または少年である。神経性食欲不振はどの精神疾患より死亡率が高い。リスク要因は女性と同じである。