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食品医薬品安全庁、ごま油の真偽判別法を開発!

新型有害物質チーム 2015-04-23
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=27275&cmd=v
食品医薬品安全処はごま油に他の食用油脂を混入して作ったにせ物ごま油を100%分別できるごま油真偽判別方法を開発したと発表した。
今度開発された判別方法は‘炭素安定同位元素分析法’と‘水素核磁気共鳴分析法’を一緒に使う方法で、ごま油固有の指標物質を利用し分析に必要な前処理が必要ない。
‘炭素安定同位元素分析法’は植物によって原子量が13の炭素(13C)と原子量が12(12C)である炭素の割合(13C/12C)が違って、このような現象を利用してごま油に他の植物由来の脂肪成分が含まれているのか確認することができる方法である。
‘水素核磁気共鳴分析法’はごま油固有の物質であるセサモールとアルファリノレン酸の含量を核磁気共鳴方法で分析しごま油固有の含量と比べて差があるかどうかを基準に真偽を判別する方法である。
今回判別方法は‘不良食品根絶のための分析法開発研究事業’の一環で中央大学校前郷塾・キム・ビョンフィ教授チームが開発した。