食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

都心河川、道路沿いなどの汚染の懸念地域にある野生の春ナムルの摂取に注意 

水産物安全課 2015-04-14 
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=27185&cmd=v
食品医薬品安全処は3月2日から4月10日まで全国地方自治体とともに都心河川・道路周辺など汚染懸念地域で育つ野生若菜377件を採取して重金属(鉛、カドミウム)汚染度を調査した結果、37件(9.8%)で農産物重金属許容基準より鉛、カドミウムが高濃度検出されたと発表にした。
また、野山、野辺など非汚染地域でよもぎナズナなど野生若菜73件を検査した結果皆基準未満だった。
□調査結果汚染地域ではよもぎ(152件)は17件、ナズナ(111件)は7件、オノマンネングサ(28件)は5件などが農産物の重金属許容基準より高かった。
※ ’14年度若菜重金属汚染度調査結果計343件中24件(7.0%)で農産物重金属基準超過
不合格だった若菜の鉛は最高1.4ppm、カドミウムは最高0.4ppmが検出された。
※ 農産物重金属基準: よもぎナズナタンポポなど葉菜類(鉛0.3ppm以下、カドミウム0.2ppm以下)、ひめにら、オノマンネングサなど (鉛0.1ppm以下、カドミウム0.05ppm以下)
食薬処は春期野外活動時、都心河川、道路周辺など汚染懸念地域の野生若菜を取らないようお願いする。
また、春期採取できるワラビなどは消化器障害を、オオバコは排尿障害などを誘発する可能性があるので必ず調理して水で十分に晒した後料理摂取しなければならない。
同時に、野辺や野山などでは若菜と類似する毒草による安全事故が発生するので注意が必要で若菜に対する知識や経験がなければ採取しないことが望ましい。