食品安全情報blog過去記事

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スキニージーンズについての一例の症例報告がメディアの騒動を引き起こす

A case report about skinny jeans sparks media frenzy
Tuesday June 23 2015
http://www.nhs.uk/news/2015/06June/Pages/A-case-report-about-skinny-jeans-sparks-media-frenzy.aspx
英国メディアは「スキニージーンズが健康に悪いかも」という示唆で大いに楽しんだ。彼らはラッセル・ブランドケイト・モスハリー・スタイルズおよびキャサリン王妃のようなセレブがいろいろなスキニージーンズを履いている写真を掲載して恥知らずなアクセス稼ぎ(クリックバイティング)に耽った。報道からはあなたはたくさんの流行の最先端の人たちにスキニージーンズによる健康被害があると思うかもしれないが実際にはこれはたった一例の症例報告である。オーストラリアに住む1人の女性がスキニージーンズを履いて長時間しゃがんでいたら足首が脱力した。1人で立ち上がれずジーンズを切って4日間入院する羽目になった。彼女は圧力により筋肉と神経機能に悪影響のあるコンパートメント症候群になったと考えられる。これはしばしばおこる。多くの人がスキニージーンズをはいていてこの種の重症例が報告されたのは初めてであることを考えると、希である可能性が高い。長時間しゃがむのならゆったりしたズボンを履いた方が良いのは常識であろう。そして時々足を伸ばすように。
(これまさか日本でまで報道されるとは思わなかった。報道したところは「恥知らずshameless」だそうです)