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韓国のカフェイン摂取の安全なレベル - カフェイン摂取量の評価結果 –

添加物包装課/添加物基準課 2015-06-30
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=28091&cmd=v
食品医薬品安全処は国民のカフェイン摂取量を評価した結果、国民1人当り平均一日摂取量は67.8mgで大人カフェイン最大一日摂取勧告量(400mg/day)に比べて約17%の水準だと発表した。
※ 我が国のカフェイン最大一日摂取勧告量: 大人400mg以下、妊婦300mg以下、子供・青少年2.5mg/kg(体重)以下
○今回の調査は国内流通食品のカフェイン含有量と国民健康栄養調査(2010〜2012年)資料をもとに年令別カフェイン摂取量、摂取寄与食品などを評価した。
韓国国民の1人当りカフェイン平均一日摂取量は67.8mgで男性が77.2mg、女性が58.2mgだった。
年令別カフェイン平均一日摂取量は大人(19才以上)が81.9mg、青少年(13~18歳)が24.2mg、小学生子供(満7~12歳)が7.9mg、未就学子供(1〜6歳)が3.6mgでカフェイン最大一日摂取勧告量あたりそれぞれ20.5%、16.4%、8.4%、8.4%水準であった。
※ 未就学及び小学生子供と青少年のカフェイン摂取水準はカフェイン一日摂取量をそれ○カフェイン摂取に寄与した主要食品は大人はコーヒー、青少年及び小学生子供は炭酸飲料、未就学児童は加工油類であった。
大人の場合調剤コーヒー(インスタントコーヒーなど)からのカフェイン摂取が72%で一番多かったし、コーヒー浸出液(15%)、コーヒー飲料(5%)の順序であった。

去年市中に流通中の食品中ココア、コーヒーなどカフェイン含有原料を使って製造された1,202製品のカフェイン含量を分析した結果、カフェイン含量が多い食品はコーヒー(449.1mg/kg)、加工油類(277.5mg/kg)、飲料類(239.6mg/kg)、ココア加工品類またはチョコレート類(231.8mg/kg)であった。
○ コーヒー類208製品のカフェイン含量を分析した結果、平均カフェイン含量は449.1mg/kgであり1回提供量当たり平均カフェイン含量はコーヒー浸出液が107.7mg、コーヒー飲料が88.4mg、調整コーヒーは52.9mgだった。
○ 加工油類にはチョコ牛乳、コーヒー牛乳などのような製品が相当して66製品のカフェイン含量を分析した結果、平均カフェイン含量が277.5mg/kgだった。
○ 飲料類38製品のカフェイン含量を分析した結果、平均カフェイン含量は239.6mg/kgであり、このうちエネルギードリンクと呼ばれる26製品の平均カフェイン含量は281.7mg/kgだった。
○ ココア加工品類またはチョコレート類391製品の平均カフェイン含量は231.8mg/kgであり、この中ココア加工品類(54個)の平均含量は372.5mg/kg、チョコレート類(337個)の平均含量は212.4mg/kgだった。