食品安全情報blog過去記事

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砂糖の摂取量は劇的に減らすべき、と報告書が言う

Behind the headlines
Sugar intake should be drastically reduced, says report
Friday July 17 2015
http://www.nhs.uk/news/2015/07July/Pages/Sugar-intake-should-be-drastically-reduced-says-report.aspx
BBCニュースが「砂糖の摂取量は半分にすべき」と報道した。この見出しは「遊離の糖」由来のカロリーは5%以内を薦めた政府の報告書による。これまでは10%を薦めていた。
新しい助言では11才以上の子ども都営人は1日に添加された糖をティースプーン7杯−30g以上摂らないようにという。コカコーラ1缶で39gの砂糖を含む。子どもはさらに少なく、、4-6才は19g、7-10才は24g以下を薦めている。BBCは「全ての年齢の英国人はこの基準の2倍も摂取している」という。従って我々の健康にとって良いことと実際の行動との溝はこれまでより広がっている。遊離の糖の主な摂取源は砂糖入り飲料、シリアル、チョコレート、お菓子、フルーツジュースおよび食卓上の砂糖である。Mail Onlineは「この新しい目標を達成するのはほぼ全ての炭酸飲料は排除することを意味する」と言い、「チョコレートバーやクリスプは週に1度か2度の贅沢品になる必要がある」
専門家は概ね新しい助言を根拠に基づくものでバランスがとれていると歓迎している。しかし一部は砂糖に集中しすぎないよう警告している。カロリーの摂取源である脂肪への注意も重要である。
政府は新しい助言を受け容れると報道されている。それはより広範な肥満対策の一部として使われるだろう。
(5%って結構和食に厳しい数字。砂糖醤油が塩と砂糖の二重苦で「不健康」になる)