食品安全情報blog過去記事

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店で買ったベビーフードは「甘すぎる」か?

Behind the headlines
Is shop-bought baby food 'too sweet'?
Thursday September 3 2015
http://www.nhs.uk/news/2015/09September/Pages/is-shop-bought-baby-food-too-sweet.aspx
Guardianが「ベビーフードは多様な味を子どもに薦めるには甘すぎることがわかった」と言う。これは店で買ったベビーフードにどれだけ野菜や果物が入っているか、それがどれだけ食品の糖含量に寄与しているかについての調査を報道したものである。我々は甘いものに人気があるのは知っているので、研究者らが市販のベビーフードが野菜より果物を強調していることを発見したことには驚かない。さらに苦い野菜よりニンジンやサツマイモなどの甘い野菜をより多く使う傾向がある。食品中の糖含量は野菜や果物の量と関連し、それは野菜や果物が食品を甘くするのに使われていることを意味する。
野菜や果物は子どもの食事の重要な一部で、そのことは別に心配すべきことではない。しかし研究者らは甘い果物をたくさん食べると子どもが後に甘いものが好きになるかもしれないと恐れている。親はしばしば子どもに野菜や果物を食べさせるのに苦労し、市販のベビーフードは子どもに食べさせる方法になる。ただし塩や砂糖が添加されていないかどうかは食品表示を確認しよう。
(甘い果物を食べさせるのがいけないなんて言う人あまりいないと思うんだが。)