食品安全情報blog過去記事

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海外のインターネットサイト販売食品で覚せい剤類似成分を検出 

新型有害物質チーム/健康機能食品政策課 2015-09-16
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=28836&cmd=v
食品医薬品安全処は海外インターネットサイトでダイエット効果(72個)または筋肉強化(38個)を標榜して販売される食品(110個)を収去して検査した結果、10 (9.1%)製品から食品に使うことができない医薬品類似成分が検出されたと発表した。
該当の製品の通関禁止と販売サイト遮断をそれぞれ関税庁と放送通信審議委員会に要請した。
摘発された10製品うちで‘Fastin-XR’など3製品から覚醒剤類似成分であるBMPEAとPEAが検出され、‘バニッシュ’など2製品からBMPEAが、‘Fastin’など5製品からPEAが検出された。
BMPEA(β-methylphenylethylamine)とPEA(phenylethylamine)は麻薬、覚醒剤の原料であるアンフェタミン(向精神性医薬品)類似成分である
食薬処は消費者が海外インターネットサイトで直接購入する食品には食品に使うことができない医薬品成分などが含有されることがあるので格別の注意が必要であると発表した。
FDAが警告したHI-TECH PHARMACEUTICALSの製品http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/ucm444040.htm。MFDSはこういうのには反応早い)