食品安全情報blog過去記事

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論文

  • 家は必ずしも最良またはより好ましい死亡場所ではない、と専門家が主張する

Home is not always the best or preferred place to die, argues expert
7-Oct-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-10/b-hin100515.php
BMJ

Berkeley's soda tax boosts retail prices of sugary drinks, study confirms
7-Oct-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-10/uoc--bst100515.php
American Journal of Public Healthに発表。砂糖入り飲料1オンス当たり1セントの課税が導入される前と導入後3ヶ月の炭酸飲料の値段をバークレーとその他の都市とで調査した。税の導入後バークレーのソフトドリンクの値段は他の都市より1オンス当たり約0.7セント高かった。値段の変化はチェーンドラッグストアではほとんど無くスーパーマーケットでは大きかった。

  • 生命医学研究の価値と無駄についてのレビュー

Review addresses value and waste in biomedical research
7-Oct-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-10/uop-rav100715.php
生命医学研究には毎年約2500億ドルが費やされているが最大85%は避けられる無駄である。無駄の例は結果が発表されない、データが共有されない、研究結果が患者のメリットや効果的医療に結びつくことがない、など。Lancetに発表されたレビュー。

  • 女性は妊娠中に飲酒すべきか?

Should women consume alcohol during pregnancy?
6-Oct-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-10/b-swc100215.php
飲酒ガイドラインについてのBMJの専門家討論
妊娠女性にとって飲酒は必須ではなく赤ちゃんに有害であることがわかっているので、倫理的な助言としては妊娠中は飲まないこと、のみであるとMary Matherと Kate Wilesは言う。英国の飲酒ガイドラインでは「もし飲むのなら」という項目がありそれが誤解を招く。一方でガイドラインでは「情報を与えられた上での選択」ができるように、科学的根拠の限界についても提示すべきとPatrick O-Brienは言う。
(妊婦の場合、影響があるのは本人ではなく赤ちゃんだから・・リスクを知った上で飲むことを選んだとか言われても問題は残るような)