食品安全情報blog過去記事

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大多数の消費者はドイツの食品が安全だと信じている

The large majority of consumers believe food in Germany is safe
12.10.2015
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2015/27/the_large_majority_of_consumers_believe_food_in_germany_is_safe-195392.html
ドイツの消費者は自らの健康リスクにやや現実的な見解を持つ。彼らは主な健康リスクとして、喫煙、アルコール摂取、不健康でバランスの悪い食事について、環境汚染や気候変動と同様に関心を示している。回答者の70%は食品が安全であると考えている。これはドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)が実施した代表調査である消費者モニターの結果である。
「消費者を代表する調査として、BfR消費者モニターは6か月ごとに、私達に集団のリスク認識についての貴重な知見を与える手段である」とBfR長官Andreas Hensel博士は述べた。「これにより、これらの知見に基づくリスクコミュニケーションの分野で私たちは活動を管理し調整できるようになる。」BfRの仕事にとってどの話題が公の場で議論され、ある種のリスクが消費者にどのくらい理解されているかということは重要である。特に、健康リスクの科学的評価と一般の理解が異なるかどうか、どの程度異なるかという問題については。
2014年の健康や消費者問題での認知度合いには大きな違いがあった。半分以上は野菜や果物の農薬を知っていたがコメのヒ素については少数しか知らない。科学的にはリスクとならない残留農薬を心配しているものの微生物汚染によるリスクをあまり心配していないことなどがわかった。