食品安全情報blog過去記事

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ライブ血液解析

CAP
Live Blood Analysis
22 October 2015
https://www.cap.org.uk/News-reports/Media-Centre/2015/Insight-Live-blood-analysis.aspx#.Vi7Jp5YVhaQ
コンプライアンスチームが、ライブ血液解析を行っている販売業者に対してCAPとASAの見解について注意を促し、問題のある広告は修正または削除するよう伝えた。事業者は一般的健康や病気の診断や治療、あるいは血球の質を同定できるといった宣伝をしてはならない。
ライブ血液解析(LBA)、別名暗視野血液顕微鏡検査、ライブセル解析、ライブ血液検査、栄養顕微鏡検査、ヘマビューは、「生きた」、あるいは「活性のある」血液を顕微鏡で観察するもので、通常の実験室での血液検査とは違う。
LBAの宣伝業者は赤血球や白血球の大きさや形を観察することで栄養欠乏や機能障害、異常、健康状態、病気などがわかると主張する。
CAPとASAはそのような主張の科学的根拠はみつけられない。2013年にErrol Dentonが基準違反を2回指摘されている。
個人の証言は根拠ではない。
(日本語だと血液細胞分析って言ってるところが多いようだ。検索すると胡散臭いクリニックがぞろぞろと出てくる。健康食品やサプリメントを売りつけるようだ)