食品安全情報blog過去記事

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保健主任は肉についてアピール

Health chief makes meat appeal
November 11, 2015
http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2015/11/20151111_162602.shtml
食物及衞生局局長Ko Wing-man博士は人々に対し加工肉を頻繁に摂取することに関連する直腸結腸がんリスクに注意し食べる量を減らすよう要請した。
Ko博士は本日WHOの加工肉がヒト発がん物質だと結論した報告書に関する議員からの質問に答えた。IARCは毎日50gの加工肉摂取は直腸結腸がんリスクを18%増加させるだろうと推定している。Ko博士はこのWHOの評価に合意したがこの報告は加工肉を食べるのを止めろと言っているわけではなく、摂取量を減らせばリスクが下がることを示したものだという。加工肉と喫煙は同じグループ1に分類されているがこの二つのがん死亡リスクは大きく異なる。
衛生署は政府部局や支局に対し食堂などでの加工肉の使用を減らすよう再確認した。
Ko博士は衛生署ががん予防のために健康的ライフスタイルを促進していて何年も前から学校や保育所や高齢者施設に加工肉ではなく生鮮肉を提供するよう薦めてきた。
(香港は相変わらずだが、同じくグループ1の中国風塩漬け魚には何と言ってたんだろう。コールドチェーンがしっかりしてれば塩漬けとか発酵とか燻製とかしなくても済む、それは多分がん予防には役にたつけれど「伝統を守ろう」とは逆方向。)