食品安全情報blog過去記事

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ビタミンD欠乏が過敏性腸症候群と関連

Vitamin D deficiency linked to irritable bowel syndrome
Wednesday December 23 2015
http://www.nhs.uk/news/2015/12December/Pages/Vitamin-D-deficiency-linked-to-irritable-bowel-syndrome.aspx
Mail Onlineが「ビタミンDIBS治療にとって重要?82%の患者が「欠乏症」」と報道した。IBSはよく見られるがよくわかっていない下痢や便秘あるいはその両方を引き起こす消化器系の症状で腹痛や腹部膨満もおこる。50人のIBS患者をリクルートした小規模の予備的研究で血中ビタミンD濃度を調べたところ78%が十分ではなかった。それからビタミンDあるいはプロバイオティクスの両方がプラセボ、どちらかがプラセボ、どちらも本物、の投与群に分け、予想通りビタミンDサプリメントを与えた群ではビタミンD濃度は上昇したがIBSの症状には意味のある影響はなかった。この研究の検出力が足りない可能性があり(人数や期間)この結果だけではわからない。