食品安全情報blog過去記事

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クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサムを使ったトウモロコシと大豆の種子処理の価値評価、再評価通知REV2016-03

Value Assessment of Corn and Soybean Seed Treatment Use of Clothianidin, Imidacloprid and Thiamethoxam, Re evaluation Note REV2016-03
2016-01-06
http://www.hc-sc.gc.ca/cps-spc/pest/part/consultations/_rev2016-03/index-eng.php
PMRAはクロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサムによるトウモロコシと大豆の種子処理の価値評価についての科学的評価をまとめた文書に対するパブリックコメントを募集する。2016年1月6日から2016年3月6日まで。
意見募集対象の文書の要約は以下。意見を提出する場合には全文を要求するように。
http://www.hc-sc.gc.ca/cps-spc/pest/part/consultations/_rev2016-03/rev2016-03-eng.php
要約
ネオニコチノイド種子処理の経済的メリットは害虫がどのくらいいるのか(害虫圧力)に依存するが、害虫圧力を定量するのは相当難しい。現在入手可能な多様な情報源を用いてカナダの大豆とトウモロコシ産業にとってネオニコチノイド種子処理は地方により程度は異なるが経済的ベネフィットがあると推定される。
PMRAは多様なモデルと多様な仮定により多様な結論が導かれることは承知しており、この評価を最終化するための追加情報を求めている。