食品安全情報blog過去記事

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家庭食品統計

Family food statistics
Last updated:18 February 2016,
https://www.gov.uk/government/collections/family-food-statistics
英国で購入されている食品と飲料の統計
データ公開
Family Food Open Data
18 February 2016
https://www.gov.uk/government/statistics/family-food-open-data
1974-2000年のデータ公表
全国食品調査(NFS)はもともと都市部労働者階級家庭の食事が適切かどうかを監視するために1940年に始められた。その後階級にかかわらず継続的に食品の摂取と支出を調べるように変化してきた。
データはアクセスのフォーマット。
データの提供と回答者のプライバシー保護のバランスについては何年も検討してきてプライバシーインパクトアセスメントを同時に公表している。
https://data.gov.uk/dataset/family_food_open_data

(さすが公衆衛生の先進国。1940年!)

  • 英国の「一杯の紅茶」は減っている

Great British 'cuppa' on the decline
February 18, 2016 10:08am
http://www.heraldsun.com.au/news/breaking-news/great-british-cuppa-on-the-decline/news-story/eeaff19207648d4c75fa16713d1b41bc
英国伝統の紅茶とトーストは減少傾向である。第二次世界大戦のころから行っている全国食品調査で英国人の変わりゆく食習慣が明らかになった。
調査に参加した15万家庭の1974年から2000年、2000年から2014年のデータをあわせると白パンからブラウン、全粒粉あるいは他のパンへの劇的シフトがわかる。しかし食べるパンの量は1974年から40%減った。バターやマーガリンも減った。紅茶は一人週68gから25gに減った。紅茶1杯3gとすると1974年は週に23杯飲んでいたのが今は平均8杯である。もうひとつの英国の象徴であるフィッシュアンドチップスも減っているようだ。チップスは増えているが白身魚や持ち帰り魚が半分になった。
また食費は1974年は24%を占めていたが現在は11%である。