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PFOA排出のリスク評価:場所: Dupont/Chemours, ドルドレヒト, オランダ

Risk assessment of the emission of PFOA : Location: Dupont/Chemours, Dordrecht, The Netherlands
2016-03-29
http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2015/maart/Risk_assessment_of_the_emission_of_PFOA_Location_Dupont_Chemours_Dordrecht_The_Netherlands
Dupont/Chemours工場の近くに住む人達は空気を介して長期間パーフルオロオクタン酸(PFOA)に暴露されてきた。彼らはRIVMの設定した慢性暴露規制値以上PFOAに慢性暴露された可能性が高い。いくつかの排出シナリオを用いて基準値を超える暴露の時期を推定した。最も悪い条件では、25年間規制値を超えている。そのような量の慢性暴露は肝臓への影響などが排除できない。胎児へのリスクは示唆されない。追加のがんリスクについては限られたもののようだ。
1970年から2012年の排出を評価した。PFOAは2012年までテフロン生産に使用され、2013年に非常に懸念の高い物質Substances of Very High Concern (SVHC)の欧州候補リストに掲載された。空気と飲料水の分布を推定したところ飲料水濃度は上がっていない。
報告書はオランダ語