- 診断された甲状腺がん発生率は横ばいになっているかもしれない
Incidence of diagnosed thyroid cancer may be leveling off
14-Apr-2016
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-04/tjnj-iod041216.php
JAMA Otolaryngology-Head & Neck Surgeryにオンライン発表された、1983年から 2012年の米国の甲状腺がん発生率を解析した研究。1990年代から甲状腺がんは急速に増加し、この増加は主に小さな乳頭がんで、臨床症状のない疾患を広く診断するようになったためだとされてきた。1988年から1998年の間に甲状腺がんの発生率は年に3%増加していた。1998年から2009年の間にはこれが6.7%と加速し2010年から2012年には1.75%に安定した。米国での甲状腺がんの増加は「診断の流行」のせいであることが認識され、そのことが周知されてガイドラインが変わり臨床での実際も変わってきたことが横ばいとなって反映されている、と著者は書いている。
- 宮城沿岸地域の人々は鬱傾向が高いまま
People in Miyagi coastal areas continue to show higher levels of depressive tendencies
14-Apr-2016
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-04/tu-pim041416.php
東北大学のプレスリリース
Depressive symptoms continue to be higher in coastal areas than in inland areas 3 years after the Great East Japan Earthquake
2016/03/16
http://www.megabank.tohoku.ac.jp/english/timeline/20160316_01/
（3月のプレスリリースを今eurekalertに出したのかな？）
