食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

WHO/FAO 委員会 (JMPR)がグリホサートを再評価し、発がんリスクは予想されないというBfRとEFSAの結論を確認

WHO/FAO committee (JMPR) re-assesses glyphosate and confirms the BfR and EFSA
conclusion that a carcinogenic risk is not to be expected
17.05.2016
http://www.bfr.bund.de/cm/349/wha-fao-committee-jmpr-re-assesses-glyphosate-and-confirms-the-bfr-and-efsa-conclusion-that-a-carcinogenic-risk-is-not-to-be-expected.pdf
5月9-13日にジュネーブで開催されたJMPRのコア評価グループは、食事から暴露されるグリホサートはヒト発がんリスクとはなりそうにないと結論した。このことでIARCのハザード同定との違いは再び明らかになった。
IARCの報告書が発表された後、WHOはIARCとJMPRの異なる評価の理由を同定するための専門家委員会を設定した。この専門家委員会は2015年8月にJMPRがグリホサートとマラチオンとダイアジノンの再評価を行うと結論した。
再評価の結果はEFSAの結論を支持した。これは米国EPA、カナダPMRA、オーストラリアAPVMAの最新評価とも一致する。