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原因不明の病気 コロンビア:(クンディナマルカ)致死、防かび剤疑い

Undiagnosed illness - Colombia: (CU) fatal, fungicide suspected
2016-05-25
http://www.promedmail.org/post/4241004
Date: Mon 23 May 2015 Source: Fresh Plaza, La Razón report [edited]
クンディナマルカ消防省によると、2016年5月18日、San Rafaelの村でジャガイモへの防カビ剤の無責任な使用により1人死亡19人中毒になった。クンディナマルカ緊急事態規制センター長Carlos Arturo Maria JulioがCaracolラジオのインタビューに答えて語ったところによると適切な防護対策をしないで防カビ剤を誤用したことが原因という。当局はどの薬剤か確認していないがME-8(テトラコナゾール)を疑っている
編集者の注でテトラコナゾールはそれほど急性毒性は高くないので疑わしいとしている。別の情報では使ったのはdithane (マンコゼブ), curaxil M8 (m8 シモキサニルマンコゼブcymoxanil mancozeb), curzate (シモキサニル),および pegal (農業用アジュバント)の混合物と報じられている。これらの毒性もそれほど強くなく、症状をおこす可能性があるのはジネブではないかと言っているがさらなる情報が必要。