食品安全情報blog過去記事

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動物と食品の残留動物用医薬品についての最近のデータ

Recent data on veterinary drug residues in animals and food
25 May 2016
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/160525
動物と動物由来食品に検出される様々な動物用医薬品、未承認物質、汚染物質のEU残留基準の順守率を含むEFSAのデータ報告書は、2014年以降の監視データを要約している。
28のEU加盟国から―2013年のデータについての昨年の報告書の100万強より少ない、―全部で730,000件が2014年には報告された。
2014年には対象サンプルの法令違反の量は(例えば不法使用が検出されたり最大量違反サンプル)―過去7年間の0.25%-0.34%と比較して0.37%と―わずかに増加した。 
ゾルシル酸ラクトン(菌類由来や人工のホルモン活性化合物)や金属やマイコトキシン(菌類が生産した毒)のような汚染物質の法令違反はわずかに増加した。
概要データは全体として高い割合で法令が順守されていることを示し、EU監視システムの強さと消費者保護への寄与を証明している。 

  • 生きた動物と動物製品の残留動物用医薬品とその他の物質の監視結果についての2014年の報告書

Report for 2014 on the results from the monitoring of veterinary medicinal product residues and other substances in live animals and animal products
EFSA-Q-2015-00031
17 December 2015
http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/923e