食品安全情報blog過去記事

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意見

  • 食品添加物としての塩基性メタクリル酸共重合体(E 1205)の提案された仕様書改訂の安全性

Safety of the proposed amendment of the specifications for basic methacrylate copolymer (E 1205) as a food additive
EFSA Journal 2016;14(5):4490 [13 pp.]. 27 May 2016
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4490
食品添加物塩基性メタクリル酸共重合体の生産工程の変化により提案された仕様書改訂からは安全上の懸念は生じない。

  • 食品と飼料中の残留農薬に関する報告データ(2015データ収集)

Reporting data on pesticide residues in food and feed according to Regulation (EC) No 396/2005 (2015 data collection)
EFSA Journal 2016;14(5):4496 [33 pp.]. 30 May 2016
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4496
植物や動物由来の食品及び飼料における農薬の最大残留基準(MRLs)に関するEC規則No 396/2005によると、加盟国は食品サンプル残留農薬量を監視し、監視結果をEFSAと欧州委員会に提出しなければならない。標準サンプル表記(SSD)はEFSAに対し、食品、飼料、水の化学物質の分析データ報告に使用されるデータモデルである。2015年7月、EFSAは2014年の残留農薬監視データ報告のためのサンプルと分析結果を記述する適切なSSDコードを定義した改訂ガイダンス文書を発表した。現在のガイダンス文書では、新しく規定された条項には2015年の農薬監視データ報告のために特定のSSDデータ要素が含まれている:これらの規定は2015年農薬監視データ収集に適用される新しい法律と前回の報告との経験との両方を考慮した。さらに、特定の食品検体に適切なコードについて新しい事例を加えた。

  • 柿のマンコゼブ(二硫化炭素として表示される)の既存MRL改訂

Modification of the existing maximum residue level for mancozeb (expressed as carbon disulfide) in persimmons
EFSA Journal 2016;14(5):4495 [13 pp.]. 27 May 2016
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4495
限度量を0.05 から 0.2 mg/kgに引き上げる提案は消費者の健康リスクを引き起こしそうもない。