食品安全情報blog過去記事

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欧州薬物報告書2016

European Drug Report 2016
http://www.emcdda.europa.eu/edr2016
欧州での最近の薬物供給の傾向は?現在どの薬物が最も有害で懸念となるか?薬物の予防・治療・政策の最近の状況は?これらについて5月31日に発表された年次概要が探る。
24言語で提供されている、図表の豊富な報告書。
英語版
http://www.emcdda.europa.eu/system/files/publications/2637/TDAT16001ENN.pdf
欧州薬物市場は回復の兆候が続いている。大麻と興奮剤が幾分が増加傾向である。全体としてはほとんどの違法薬物の純度や強さが高いまたは増加している。最近の調査の多くが良く使用されている薬物の使用推定がやや増加していることを示している。薬物市場は新しい化合物が流通するようになってさらに複雑になっている。医薬品がますます重要になり複数薬物の同時使用が普通になってきている。大麻の生産、合成薬物あるいは一部のオピオイドや新規向精神物質が欧州内に、消費者市場の近くに入ってきている。
MDMAの再興、地域による違い、史上最強になっている大麻にどう対応するかがカギ、ヘロインが再び注目、インターネットの薬物市場が新しい脅威
(ハーブとか言って売ってるし。とにかく圧倒的に有害。日本で薬物使用者が少ないのは奇跡的なので維持できるように。ちょうど清原もとプロ野球選手のニュースもあったことだし。薬物依存は意志の力でどうにかなるものではない、手を出さないしかない。)