食品安全情報blog過去記事

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スパイスとハーブ:健康リスクを起こす恐れのある成分

Spices and herbs: Ingredients which may pose a health risk
31.05.2016
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2016/19/spices_and_herbs__ingredients_which_may_pose_a_health_risk-197614.html
スパイスとハーブは天然にあるいは偶然に病原体や異物で汚染される恐れがある。ある種の未承認着色料などは、意図的に添加されることもある。EU SPICED計画は欧州のサプライチェーンの安全性をさらに高めるために2013年に開始された。この計画に終わりに、国際的なシンポジウム「スパイスとハーブ−リスクのない味覚経験?」が2016年6月1日と2日にドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)で開催されている。この研究計画の結果はそこで発表され、学会、政治、貿易、企業からの参加者と議論が行われる。BfRは第7次EU研究枠組み計画の資金で推進されているこの研究計画をまとめている。「SPICED計画では、私たちは欧州7か国のパートナーとよく協力した」とBfR長官Dr. Andreas Hensel氏は述べた。「BfRで私たちが重点的に取り組んだのは、ハーブとスパイスの汚染物質の検出のための新しい分析方法の開発と、既存のものの改善である。そうすることにより、私たちは消費者の健康リスクの可能性を減らすための重要な基盤を構築した。」
シンポジウムのプログラム添付