- いかにしてiPS細胞は世界を変えたか
Nature特集
How iPS cells changed the world
Megan Scudellari 15 June 2016
http://www.nature.com/news/how-ips-cells-changed-the-world-1.20079
iPS細胞は医学の革新として歓迎されたが、10年後、変えたのは医学ではなく生物学研究だった
再生医療への応用が期待されたiPS細胞だったが、治療法の開発が困難であることがわかったことで臨床試験はまだ1例でしかない。しかし今やiPS細胞はヒトの疾患モデルやスクリーニングツールとして重要になり、特にヒトの発達や神経疾患分野で有用である。この分野にはまだ課題が多いがCRISPR–Cas9遺伝子編集ツールとの組み合わせで「思うように細胞を操作できる」
（ものすごく略。長い記事）
- 期待できる遺伝子治療は百万ドルの難問
Promising gene therapies pose million-dollar conundrum
Erika Check Hayden 15 June 2016
http://www.nature.com/news/promising-gene-therapies-pose-million-dollar-conundrum-1.20088
経済学者、投資家、医療保険会社は最先端の医薬品にいくら支払うのか計算できない
米国では間もなく遺伝子治療が認可されようとしている。しかしその一人当たり最低100万ドルと推定される値段はどうやって払うのか？
- 有毒な作物と人獣共通感染症：UNEPが我々の時代の新興環境問題を同定する
UNEP
Toxic Crops and Zoonotic Disease: UNEP Identifies the Emerging Environmental Issues of Our Time
20 May 2016
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=27074&ArticleID=36181&l=en
気候変動によりおこるだろう問題についての報告書
干ばつや高温で作物に有害物質が蓄積する、人獣共通感染症の増加、（マイクロ）プラスチック汚染、など
