- ボストンの地下鉄の有害微生物は我々のお腹の中より少ない
Boston’s subway cars hold fewer harmful microbes than our guts
By Ben PankoJun. 28, 2016
http://www.sciencemag.org/news/2016/06/boston-s-subway-cars-hold-fewer-harmful-microbes-our-guts
ボストンの地下鉄は微生物だらけだが害はない
Boston subway system covered in microbes, but they're not harmful
28-Jun-2016
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-06/asfm-bss062316.php
米国微生物学会のオープンアクセスジャーナルであるmSystemsに発表された研究。ボストンの地下鉄は主に正常なヒトの皮膚にいる微生物で一杯である。電車や壁や券売機など100検体を集めて165の配列を決定した。微生物の多様性を決めるのは表面の性質。
- スタチンに関する議論が英国の治療を中止する患者の増加に関連
Statins controversy linked to rise in UK patients stopping the treatment
28-Jun-2016
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-06/lsoh-scl062816.php
新しい研究はメディアで流行の健康に関する物語の公衆衛生への影響に光をあてる
主流メディアでスタチンに関する議論がさかんに報道されていた期間のあと、医薬品の使用を中止する人の割合が増えた。ただし6か月後にはもとのレベルに戻っている。高齢で長期間使用していた患者のほうが中止する可能性が高かった。BMJ.
http://www.bmj.com/content/353/bmj.i3283
- 妊娠中の魚油は子どもの肥満予防にはならない
Fish oil during pregnancy offers no protection for children against obesity
28-Jun-2016
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-06/tuom-fod062816.php
子どもの肥満に母親の食事が影響しているという仮説を検証するため、平均年齢32才BMI 22の208人の女性に、妊娠12週から授乳4ヶ月目まで、104人は肉を減らしオメガ3の多い食事を、残りは普通の食事をしてもらった。子どもが5才になるまで毎年フォローした。内臓脂肪画像解析も含む3種類の異なる方法で子どもを調べたが、母親の食事による違いは検出されなかった。American Journal of Clinical Nutritionに発表。