食品安全情報blog過去記事

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FSAは食品廃棄対策のため人々に「冷凍についての恐怖に立ち向かう」ことを求める

FSA urges public to 'face freezer fears' in a bid to tackle food waste
4 July 2016
http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2016/15277/fsa-urges-public-to-face-freezer-fears-in-a-bid-to-tackle-food-waste
FSAの新しい研究によると、食品の安全な冷凍法についての誤解が英国の食品廃棄に寄与している。
食品安全週間(7月4-10日)の一環として発表されたこの研究では食品のさらなる利用を妨げている冷凍庫の使用に関するたくさんの「神話」を同定した。43%は食品は買ったその日に冷凍しないと安全ではないと考えていて38%は調理済みの食品を冷凍するのは危険だと言い、36%は冷凍しているうちに食品が安全でなくなると間違って信じている。
過去1ヶ月以内に食品を捨てたことがあるのは68%で、上位はパン(36%)、果物(31%)、野菜(31%)、食べ残し(22%)だった。最も多い理由は消費期限超過で36%、30%は買いすぎて食べなかったためでその半分以上(54%)は食品を捨てることに罪悪感を抱いていた。
FSAは冷凍についてより良く理解することで廃棄を減らせる可能性があると考えている。
(買った日でなくても、調理済みや食べ残しを冷凍してもいいのだ、ということ)