食品安全情報blog過去記事

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ワシントン州でのGE小麦自生検出

USDA APHIS
Detection of GE Wheat Volunteer Plants in Washington State
Jul 29, 2016
https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/brs-news-and-information/ge+wheat+washington+state
USDAはワシントン州の植えていない農地に22本のGE小麦が育っているのを一人の農家が発見したことを確認した。この小麦はグリホサート耐性である。APHISは直ちに包括的対応をとり、GE小麦が販売されている根拠はない。
この小麦はモンサント者が開発したMON 71700とされるものでCP4-EPSPSタンパク質を含む。FDAはこれまでCP4-EPSPSを含む作物の安全性を評価したことがある。問題の植物の数の少なさとMON 71700とCP4-EPSPSに関する情報から、この小麦が食品供給に入ったとしても安全性の懸念とはならないと結論した。

関連

USDA confirms unapproved GMO wheat found in Washington state
Jul. 29th, 2016 by Reuters News Service
http://www.producer.com/daily/usda-confirms-unapproved-gmo-wheat-found-in-washington-state/
Monsantoが開発して連邦規制機関が認めていないGM小麦がワシントン州の農場で生育しているのが見つかった、とUSDAが金曜日に言った。
この22本の未承認GMO小麦の発見により連邦および州の調査が始まった−ここ3年でこの種の発見は3回目である。
GMO小麦を発見した農家は2015年以降植えていない畑で発見した。ワシントン州農務省によるとその植物はモンサントの実験用品種でであると「数週間前に」同定された。予防的措置としてUSDAがこの農家の他の小麦畑で収穫された穀物を調べている。
USDAによると市販されていない。
FDAは見つかった植物が少ないこととこの品種についてわかっていることから食品供給に脅威とはならないと信じる。
韓国は検疫を強化すると金曜日に言った。見つかったのはMON 71700でモンサントが検査法開発に協力している。
この小麦は2013年にみつかった系統と少し違う

Monsanto statement on discovery of glyphosate-tolerant wheat plants in Washington state
July 29, 2016
http://monsantoblog.com/2016/07/29/monsanto-statement-on-discovery-of-glyphosate-tolerant-wheat-plants-in-washington-state/
MON71700は1998年から2001年にPacific Northwestで限られた数の野外試験をしたが市販されたことはない
オレゴン州で2013年に発見された孤発事例のMON71800の姉妹イベントにあたり、挿入されている遺伝子は同じでゲノム上の場所が違う