食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

その他

  • Michael Phelpsの奇妙なあざ:カッピング療法は本当に効く?

Michael Phelps' Weird Bruises: Does Cupping Therapy Really Work?
By Rachael Rettner, August 8, 2016
http://www.livescience.com/55698-cupping-therapy-olympics.html
競泳のMichael Phelpsなど何人かのオリンピック選手がリオに、身体に奇妙な丸いあとをつけて現れた。これはカッピング療法の結果で、筋肉を癒すとする中国伝統療法のひとつである。しかし本当に効果があるのか?
多くのアスリートがこの療法に効果があったと言うが科学的研究はほとんどなく、プラセボ効果と思われる、と専門家は言う。
カッピング療法では丸いカップを皮膚にあてて吸引する。支持者は皮膚がカップの中にひっぱられて血流が増えると言うが、微少血管が破れ丸いあざができる。このあざは数日から数週間残る。
(写真みるとわりとはっきり痣。美容でやってるのはこんなの作ったらアウトだろうがアスリートは過激
http://www.reuters.com/article/us-olympics-rio-swimming-phelps-cupping-idUSKCN10J214

  • カロリーを計算する:BITの新しい報告がカロリー摂取量についての公的統計の問題とその解決法を示す

Behavioral Insights Team (BIT)
Counting Calories: A new report from BIT on the problems with official statistics on calorie intake, and how they can be solved
http://www.behaviouralinsights.co.uk/health/counting-calories-a-new-report-from-bit-on-the-problems-with-official-statistics-on-calorie-intake-and-how-they-can-be-solved/
http://38r8om2xjhhl25mw24492dir.wpengine.netdna-cdn.com/wp-content/uploads/2016/08/16-07-12-Counting-Calories-Final.pdf
どのように過小報告がカロリー摂取量の見かけ上の低下を説明できるか
最近いくつかの報告で英国人のカロリー摂取量が減っていることが報告され、同時に体重が増加している。どうして?理由の一つは運動量の減少だがそれだけでは説明できない。この報告書では過小報告の増加が見かけ上のカロリー摂取量の減少の理由であると提案している。
二重標識水を用いた研究では公的統計より30-50%多くカロリーを摂っていることを示している。
(太っているほど過少申告の幅が大きいらしいからあってはいる)