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食品医薬品安全処、米国の小麦、小麦粉輸入時に未承認遺伝子組換え小麦が混入されたかどうかの検査の強化 

輸入食品政策課 2016-07-29 
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=32795&cmd=v
食品医薬品安全処はアメリカ農務省動植物衛生検査局(APHIS)が7月28日ワシントンの農場で未承認遺伝子組換え小麦(MON71700)が確認されたと知らせて来たため該当の標準物質と検査方法を確保して輸入される米国産小麦粉に対して検査を実施して未承認遺伝子組換え小麦が検出されない小麦にだけ通関を認める計画であると発表した。
また、国内に輸入・通関されたアメリワシントン州産小麦に対しても暫定的に流通・販売を中止して収去・検査を実施し未承認遺伝子組換え小麦が検出されないものに対して販売を認める計画である。
参照:今回問題になった未承認遺伝子組換え小麦は2013年5月アメリオレゴン州の農場で発見された未承認遺伝子組換え小麦(:MON71800)と等しい遺伝子が使われたことや遺伝子の挿入位置が違う品目(MON71700)であることが確認された。
食薬処は今回発見された未承認遺伝子組換え小麦は国内輸入過程で発見されたのではなく、ワシントン州の休耕地で発見され、アメリカ国内でも商業的に栽培されていないことから、該当の未承認遺伝子組換え小麦が国内に流入する可能性は非常に低いと考えているが、国内輸入過程で徹底的に検査して未承認遺伝子組換え小麦が国内に流入しないようにする計画である。
また、アメリカ政府に未承認遺伝子組換え小麦(MON71700)標準物質と検査方法をすみやかに知らせてくれるよう要請した。