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ソフトドリンク業課税:あなたが知るべき12のこと

Soft Drinks Industry Levy: 12 things you should know
18 August 2016
https://www.gov.uk/government/news/soft-drinks-industry-levy-12-things-you-should-know
ソフトドリンク業課税は政府の子ども肥満戦略の重要な部分であり、2016年予算で初めて発表された。ここにその仕組みを示す
1. 砂糖税と同じ?
砂糖への税ではなく砂糖入りソフトドリンクの製造・輸入業者への課税
2. これでソフトドリンクの値段がどのくらい上がる?
消費者への課税ではない
3. 何に課税?
100mLあたり5g以上の砂糖を含む飲料について企業に支払いを求める。8%以上の砂糖を含むと税が増える。フルーツジュースやミルクの多い飲料は課税されない
4. 集めたお金は何に使う?
学齢期の子どもの運動や健康な食生活のプロモーション活動に使う
5. 何故ソフトドリンク?
330mLの缶コーラ1本にティースプーン9杯(35g)の砂糖が含まれる。5才の子どもの一日の砂糖の上限摂取量は19gである。
6. 肥満は重大問題か?
エス
7. ソフトドリンク製造者は製品の組成を変えることがほんとうにできる?
できる
8. 他の国でやっていることと比較してどうか?
フランス、フィンランドハンガリー、メキシコなどが何らかの形でソフトドリンク税を導入している
9. 誰が課税を支持している?
健康推進団体やJamie Oliverシェフなど。公衆衛生団体60以上が砂糖税を求めている
10.いつ発効?
 さらに2年はかかる
11.次は?お菓子などにも課税する?
 ノー。お菓子に拡大する予定はない
12.意見を言えるか?
 夏の間パブリックコメントを募集する