食品安全情報blog過去記事

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ホメオパシーの広告基準

Advertising standards for homeopathy
29 September 2016
https://www.asa.org.uk/News-resources/Media-Centre/2016/Advertising-standards-for-homeopathy.aspx#.V-3EYdP_paQ
今週我々の姉妹機関であるCAP(広告慣行委員会)のコンプライアンスチームが全英国のホメオパスに対して、ウェブサイトを含むマーケティングにおいて言えることと言えないことについての規則を再確認する文書を出した。
ホメオパシーは類似のもので治療するという原則に基づき、つまりある種の症状を引き起こす物質がそれを水で著しく希釈するとその症状を取り除くのに役立つ。プラクティショナーはこれが人体の自己治癒能力を促進すると信じている。しかしながら今日、相当な量の根拠にもかかわらず、我々やCAPはホメオパシーに黄効果があるというしっかりした根拠を見たことがない。従ってプラクティショナーはホメオパシーが病気を治療できることを直接間接的に宣伝することは避けるべきである。
我々はプラクティショナーが合法的なサービスを行う宣伝をすることや、個人の選択権を制限するつもりはない。しかしながら全ての部門の広告を行う者はその宣伝内容に適切な根拠を持たなければならない。そうでない場合には我々は消費者を守るために広告の改訂や取り下げなどの要求をする。
あなたがホメオパスなら、CAPの助言とガイダンスを良く読むように。この中にはあなたが宣伝できることやできないことなどのリストが含まれる。それから宣伝を見直すように。
さらなるガイドはホメオパシー協会のウェブサイトにもある。

  • CAPの手紙

ADVERTISING STANDARDS FOR HOMEOPATHY
28 September 2016
https://www.asa.org.uk/News-resources/Media-Centre/2016/~/media/Files/CAP/News/Letter%20to%20Homeopaths.ashx
11月3日までに広告の修正をするよう要求。その後一斉取り締まり

Health: Homeopathy
https://www.cap.org.uk/Advice-Training-on-the-rules/Advice-Online-Database/Therapies-Homeopathy.aspx#.V-3IUNP_paQ
(ちなみに個人の体験談でも病気や症状が治ったというような類のものは違反)