食品安全情報blog過去記事

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その他

  • イヌに与えてはいけないもの

What Not to Feed Your Dog
Reviewed by Nicolette Zarday, DVM, 10/30/16.
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food-safety/lists/what-not-to-feed-your-dog/slideid_3394
1.キシリトール
2.チョコレート
3.タマネギ、ニンニク、チャイブ
4.マカダミアナッツ
5.生肉
6.ブドウとレーズン
7.アルコール
8.パン生地(酵母が生きている)
9.イヌが禁じられている食べ物を食べたら、ペット中毒ホットラインへ

  • イヌに食べさせてもいい10の食品

10 Foods You Can Share with Your Dog
Reviewed by Nicolette Zarday, DVM, 10/30/16.
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/lists/10-foods-you-can-share-with-your-dog/slideid_3393
誰がワンちゃんの「食べさせて」というお願いに抵抗できるだろう?犬はお願いするのが上手なことで悪名高い。あなたが食事の時に膝に座って、食べ物を望む。実際犬は良くないものでも何でも食べる。ここにいくつかの選択肢を提示する。
1.ピーナッツバター
2.生野菜
3.調理した野菜
4.果物
5.脂身の少ない調理した肉
6.チーズ
7.ご飯とパスタ
8.調理した卵
9.プレーンヨーグルト
10.オートミール

  • Natureニュース

Donald Trumpの米国選挙での勝利は科学者をびっくりさせる
Donald Trump's US election win stuns scientists
Jeff Tollefson, Lauren Morello & Sara Reardon
09 November 2016
http://www.nature.com/news/donald-trump-s-us-election-win-stuns-scientists-1.20952
ホワイトハウスと議会を共和党員が独占した。研究への影響は不明

科学者は米国の選挙結果にどう反応したか
How scientists reacted to the US election results
Lauren Morello 09 November 2016
http://www.nature.com/news/how-scientists-reacted-to-the-us-election-results-1.20965
Trumpの勝利はショックと不信と資金カットの恐れを生んだ
(英国のEU離脱投票の時と同じ、外国人研究者が一番不安)

世論調査会社が米国大統領の予測失敗の説明に悪戦苦闘
Pollsters struggle to explain failures of US presidential forecasts
Ramin Skibba 09 November 2016
http://www.nature.com/news/pollsters-struggle-to-explain-failures-of-us-presidential-forecasts-1.20968
いろいろな方法で行われた多様な調査が全部同じ方向に間違ったのは驚きである
年々回答者を捜すのが大変になりどちらとも決めていない人が多くなる傾向ではあった

  • NZ SMC

科学にとってTrumpは何を意味する?−ニュースから
What might Trump mean for science? – In the News
November 10th, 2016.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2016/11/10/what-might-trump-mean-for-science-in-the-news/
世界がTrump大統領に反応し、専門家は既にそれが科学にとって何を意味するかについて考えている、特に医療と気候変動について。
アメリカの医療保険改革と気候変動対策が取り消されるだろう

  • Scienceニュース

米国の選挙は終わった。誰が科学の主導的職に就くか?
The U.S. election is over. Who will hold key science leadership jobs?
By David MalakoffNov. 9, 2016 ,
http://www.sciencemag.org/news/2016/11/us-election-over-who-will-hold-key-science-leadership-jobs

Trump大統領、科学者からあなたにいくつかのアドバイスがあります
Here’s some advice for you, President Trump, from scientists
By Jeffrey MervisNov. 9, 2016 ,
http://www.sciencemag.org/news/2016/11/here-s-some-advice-you-president-trump-scientists
ほとんどの学者はTrumpを支持しなかったしClintonに勝つとは思ってもいなかった。科学コミュニティとの意見交換はなく科学はアウトサイダーである。
(コメントがついていて皆さん困惑しているよう)

気候についてTrump が一人でできることとできないこと
What Trump can—and can't—do all by himself on climate
By Paul VoosenNov. 9, 2016 ,
http://www.sciencemag.org/news/2016/11/what-trump-can-and-cant-do-all-himself-climate
Trumpはヒトの活動による気候変動には懐疑派でパリ合意はキャンセルし石炭火力発電を減らすことを含む気候対策を止めると約束している。
(気候変動否定はTrumpだからというより共和党だから)

  • Thoughtscapism

フィンランド生まれスウェーデン在住の細胞生物学者でサイエンスコミュニケーターで作家のIida Rushalmeのサイト)
IARCが科学者から批判されている:時代遅れのミッション、方法論の欠如
IARC Under Fire from Scientists: Mission Outdated, Methods Lacking
Posted on November 6, 2016
https://thoughtscapism.com/2016/11/06/iarc-under-fire-from-scientists-mission-outdated-methods-lacking/
IARCのグリホサート評価に対する各種批判をまとめている

このポストもいい
科学の話の危険性
The Perils of Science Speak
Posted on November 4, 2016
https://thoughtscapism.com/2016/11/04/the-perils-of-science-speak/
科学者と一般人で意味が違う言葉に注意−例えば「エラー」は一般の人は「間違い」と解釈するので「真の値との違い」のほうがいい、とか。
論文の「さらなる研究が必要」という文章は単なる挨拶でしかない、とか
コミュニケーションが難しいだけではない、科学そのものも難しい
Science-Based Lifeの表も科学論文あるある
(論文の「〜であることが知られている」、という文章の本当の意味は「私はもと論文を読んでいない」、「この研究は将来の研究に役立つだろう」は「私はもうやめた」)

  • 科学者がグリホサートを巡って国連研究機関に狙いを定める

Scientists take aim at UN research agency over glyphosate
Nov. 7th, 2016 by Robert Arnason
http://www.producer.com/2016/11/scientists-take-aim-at-un-research-agency-over-glyphosate/
グリホサートの安全性を巡る激しい戦いはさらに険悪化した。
毒性学や薬理学などの関連分野の10人の科学者が10月後半にInternational Society for Regulatory Toxicology and PharmacologyにIARCの評価方法について公式に厳しい批判を行った。(中略)
IARCを批判しているのは科学者だけではない。米国の政治家もアメリカからの資金援助を打ち切ると脅している。カナダの肉業者も連邦政府にIARCへの資金提供を打ち切るよう要請した。カナダ保健大臣はIARCへの資金提供は継続すると言っている

  • Walgreensが合意違反でセラノスに1億4000万ドルの訴訟

Walgreens Suing Theranos For $140 Million For Agreement Violation –
9 November 2016,
http://www.techtimes.com/articles/185306/20161109/walgreens-suing-theranos-for-140-million-for-agreement-violation.htm
セラノスと協力して店舗で血液検査をしていた薬局チェーンが、セラノスの一連のスキャンダルの後、セラノスを訴える。Walgreensは2009年にセラノスと協定を結び、2016年に協力の廃止を発表している。契約内容の詳細は公表していない。
一方セラノスはWalgreensの訴訟がセラノスにダメージを与えたとして厳しい対応をすると言っている。

  • Florida Keysはジカ対策のGMO蚊の放出試験を支持

Florida Keys voters back trial release of Zika-fighting GMO mosquitoes
Kristen Brown | November 9, 2016
https://www.geneticliteracyproject.org/2016/11/09/florida-keys-voters-back-trial-release-zika-fighting-gmo-mosquitoes/
火曜日の投票で4万人の投票者のうち57%以上の賛成を得た。しかしFlorida Keys全体ではプロジェクト賛成だが試験が行われるKey Havenでは639人の投票者のうち65%が反対であった。

Colorado voters reject measure to create universal healthcare
Nov. 8, 2016,
http://www.businessinsider.com/r-colorado-voters-reject-measure-to-create-universal-healthcare-2016-11
医療保険に入っていない人を無くす法案が壊滅的敗北。
医療保険のために負担が増えるのがイヤなようだ。十分見返りはあるのに、今病気で困ってないと想像できないんだ。日本の皆保険はタイミングが良かったんだろう−今の時代に投票で決めようとなったら成立しないかも)

  • 何故女性が選挙後に産婦人科に予約するのか

Why women are making gynecologist appointments post-election
November 9, 2016
http://www.usatoday.com/story/news/2016/11/09/why-women-making-gynecologist-appointments-post-election/93553266/
選挙後、女性達が「あと70日しかない」、急いで産婦人科に行かなくちゃ、というオンラインメッセージを送りあっている。理由はオバマケアのもとでは女性にはFDAが認可したバースコントロールが無料だったが、次にどうなるかはわからないから。Trump大統領は避妊手段へのアクセスを制限するだろうと恐れられている。このおそれは共和党オバマケア廃止を主張しTrump陣営も家族計画や中絶には反対しているから。

  • 「スパイス」と大麻の影響で興奮して友人を溺死させた男性に7年の拘留

Drug-induced man who drowned friend while under influence of 'spice' and cannabis jailed for 7 years
By William Watkinson November 9, 2016
http://www.ibtimes.co.uk/drug-induced-man-who-drowned-friend-while-under-influence-spice-cannabis-jailed-7-years-1590759
スパイスと大麻を混ぜて吸引し過激な反応により友人を湖で溺れさせた28才の男性が7年の刑の判決。英国

  • NHSは全ての砂糖入り飲料の販売を禁止するかも

NHS may ban sale of all sugary drinks
By Laura Donnelly, 9 November 2016
http://www.telegraph.co.uk/news/2016/11/09/nhs-may-ban-sale-of-all-sugary-drinks/
NHSは肥満対策として医療従事者がお手本となるために、ラテやスムージーやフルーツジュースを含む全ての砂糖入り飲料の販売禁止を検討している。医療部門長のSimon Stevensが計画を発表した。

  • カリフォルニアは新しい娯楽用大麻法履行を急ぐ

California scrambles to implement new recreational pot law
November 10 2016
http://www.smh.com.au/world/us-election/california-scrambles-to-implement-new-recreational-pot-law-20161110-gsm6k4.html
今週カリフォルニアやその他の州で大麻合法化イニシアチブが通ったことで大麻の合法化機運が高まっているがDonald Trumpが大統領になると変わる可能性があるので急いでいる、と活動家が言う。カリフォルニアでは成人の1オンスまでの大麻所持、輸送、購入が認められるProposition 64が56%の得票で通った。4州で娯楽用大麻がOKとなり選挙ではTrumpと大麻が勝利した。