食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

CDCは5つの主要死因による予防可能な死亡数を推定

CDC estimates preventable deaths from 5 leading causes
November 17, 2016
https://www.cdc.gov/media/releases/2016/p1117-preventable-deaths.html
CDCの研究者の推定によると、米国での5つの主要死因のうちの3つによる予防可能な脂肪は2010年から2014年の間に減少した。
2014年の80才以下での死亡の主要原因は心疾患、がん、脳卒中、喘息や気管支炎のような慢性下部気道疾患(CLRD)、意図しない傷害(事故)である。これらによる死亡が全原因による死亡の63%を占めた。CDCはそのうちがん死亡の15%、心疾患の30%、事故の43%、CLRDの36%、脳卒中の28%が予防できると推定している。
2010年と比較して2014年は:
・がんによる予防可能な死亡は25%減った(主に肺がんの減少による)
脳卒中による予防可能な死亡は11%減った
・心疾患による予防可能な死亡は4%減った
・事故による予防可能な死亡は23%増加した(主に薬物中毒と転倒)
・CLRDによる予防可能な死亡は1%増加した(統計学的有意差無し)
予防可能な死因による死亡数は減っている、とCDCのTom Frieden医師は言う。残念ながらオピオイドの流行で薬物過剰使用による死亡は増えていて、州による差も大きいままである。

  • Potentially Preventable Deaths Among the Five Leading Causes of Death — United States, 2010 and 2014

MMWR / November 18, 2016 / 65(45);1245–1255
http://www.cdc.gov/mmwr/volumes/65/wr/mm6545a1.htm?s_cid=mm6545a1_w
(それでもタバコ対策の圧倒的成果)