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アルミニウム食品助言発表

Aluminium food advisory issued
November 18, 2016
http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2016/11/20161118_164511.shtml
食品安全センターは香港のある種の食品にアルミニウムを含む食品添加物が広く使用されていることについて警告した。
最近の調査で地元のマーケットから、2009年の調査で中から高濃度のアルミニウムを含むことがわかっていた309検体の食品を調べた。比較的アルミニウムが多かったのは蒸しパン、丸いパン、ケーキ、ワッフル、すぐ食べられるクラゲだった。すぐに食べるものではない製品の中ではケーキやパンケーキのミックスや揚げ物や焼き物用のミックス粉末だった。
先の調査と比較して59%の食品ではアルミニウム濃度が減少していたが38%では増加していた。異なる食品群のうち主なアルミニウムの摂取源は先の調査と同様で、蒸しパン、丸パン、ケーキが全体の71%を占めた。前回は60%だった。
次いでベーカリーが21%(前回23%)、くらげが7%(10%)だった。
一部の研究ではアルミニウム化合物は発生毒性影響のある可能性があるとしてセンターは企業と協力して食事暴露量を減らすガイドラインを作る。
消費者には少数のアルミニウムを含む食品からの過剰な暴露を避けるためにバランスのとれた食生活を助言する
詳細は以下
Aluminium in Food
http://www.cfs.gov.hk/english/programme/programme_rafs/programme_rafs_fa_01_06.html
推定摂取量は平均的なヒトで0.49 mg/kg bw/week、高摂取群で1.80 mg/kg bw/week でそれぞれJECFAのPTWI (2 mg/kg bw/week) の25% と90%
濃度としてはくらげが多い
中国本土の推定摂取量が多い