食品安全情報blog過去記事

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論文

  • 研究者らはシロシビンの使用に注意を呼びかけ

Researchers urge caution around psilocybin use
30-Dec-2016
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-12/jhm-ruc123016.php
Journal of Psychopharmacologyの12月1日号に発表された約2000人のシロシビンを含む「マジックマッシュルーム」使用者の調査の結果、10%以上が「バッドトリップ」の結果自分や他人を傷つける可能性があったとしている。

  • アルコールの濫用は他のリスク要因と同じくらい心疾患リスクを増やす

Alcohol abuse increases risk of heart conditions as much as other risk factors
2-Jan-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-01/acoc-aai122916.php
Journal of the American College of Cardiologyに発表された研究によると、アルコールの濫用は高血圧や糖尿病、喫煙、肥満と同じくらい心房細動、心臓発作、鬱血性心不全リスクを増やす。カリフォルニアの2005年から2009年の21才以上の医療データを解析した。著者らはこのデータが飲酒は心臓の健康によいと飲み過ぎを正当化するのを止めさせるのを希望する、と言っている。

  • 市販のダイエット計画は減量だけではなく健康増進を目標にすべき

Improving health should be the focus of commercial diet programs, not just losing weight
3-Jan-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-01/csp-ihs122316.php
もしあなたが新年の誓いに減量を挙げるなら、食生活と運動の両方を含めるように。Applied Physiology, Nutrition, and Metabolismに発表された新しい研究では市販の減量プログラムを評価した結果、減量と健康増進に最も効果的なのは運動と食事が必須のものである。

Woman hospitalized after developing complication of a New Year 'detox'
3-Jan-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-01/b-wha010317.php
たくさんの液体と各種ハーブレメディを摂るという新年の「デトックス」を行った中年女性が命に関わる合併症をおこして入院した、と医師がBMJ Case Reportsに報告。47才の健康な女性が新年にいつもより多くの液体とバレリアンの根を含むハーブレメディを使用し、錯乱と発作で入院した。他にオオアザミ、molkosan、 l-テアニン、グルタミン、ビタミンB化合物, クマツヅラvervain、セージ茶、緑茶を使用していた。医師は最初の錯乱と発作は低ナトリウム血症によると言うが何が原因かは確実には言えない。