食品安全情報blog過去記事

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意見:最も多く苦情が寄せられたものが必ずしも禁止する必要のあるものではない

Opinion Piece: The Ads that attract the most complaints aren’t always the ones that need banning
23 January 2017
https://www.asa.org.uk/News-resources/Media-Centre/2016/Opinion-Piece,-c-,-The-ads-that-attract-complaints-aren’t-always-the-ones-that-need-banning.aspx#.WIhYrtP_paQ
広告はどこにでもあるが同じ広告を見ても同じ経験をするとは限らない。ある人は早い時期からのクリスマスの絶え間ない宣伝に我慢できないが別の人は待ちきれない。規制機関として、我々は全ての人の見解を聞く。そして我々の何万もの苦情とつきあってきた50年以上の経験が良い考えを与えている。
昨年、最も苦情の多かった10の広告には多様性とインクルージョンに関する要素が含まれていた。女性同士がキスしたり盲目サッカーチームメンバーが自分をジョークのネタにしたり車いすの女性が活発な性的活動をしたり。多くの人はこれらの要素を多様性についてのポジティブなメッセージと受け取ったが全く逆に感じた人もいる。どの広告を禁止するかを決める判決は、全ての人を喜ばせることはないだろうことを我々は知っている。しかしだからといって慎重に十分考えてないということではない。
我々の対応は毎年何千もの誤解を招く広告を変えさせている。しかしトップ10には誤解を招くものはなかった。これはそれほど奇妙なことではない:我々の仕事の多くは地味だからである。リストに入るのはテレビの広告が多いが、我々の取り扱っている事例の約半分はオンライン広告である。
By Guy Parker, Chief Executive
(数に惑わされない、迎合しない判断基準があるって言えるの、かっこいい)

  • 2016年最も苦情の多かった広告

2016's most complained about ads
19 January 2017
https://www.asa.org.uk/News-resources/Media-Centre/2016/2016's-most-complained-about-ads.aspx#.WIhWp9P_paQ
本日2016年の苦情の多かった10の広告を発表した
苦情の70%以上が誤解を招くことに関するものなのに対してトップ10が全て道徳的犯罪offenceというものである。そのどれもが悪趣味bad tasteと犯罪offenceの一線は越えていないため禁止されたものはない。10のうち9がテレビでの広告である。