食品安全情報blog過去記事

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“Breathometer”の販売業者がユーザーの血中アルコール濃度を正確に測定する能力があると間違って提示したことでFTCと和解

“Breathometer” Marketers Settle FTC Charges of Misrepresenting Ability to Accurately Measure Users’ Blood Alcohol Content
https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2017/01/breathometer-marketers-settle-ftc-charges-misrepresenting-ability
テレビ番組で取り上げられていた、飲酒後に運転をしたい消費者向けにアプリで動くスマートホン装置。宣伝内容に科学的根拠がない。
この製品はテレビ番組“Shark Tank”(プレゼンをもとに投資家が投資するかどうかを決める)で取り上げられて成功したもので、正確にアルコール濃度を測定できることが「政府の実験室レベルで調べられている」と宣伝していた。実際にはしていなかった。
510万ドルを売り上げたとされ、その全額の返金を要求されている。
(これ
http://jp.autoblog.com/2015/01/06/breeze-breathometer-keychain-app/
飲酒運転推奨装置になっているのでかなり悪質)