食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

学校給食甘さは控え、よりおいしく! 

栄養安全政策課 2017-03-02
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=35970&sitecode=1&cmd=v
食品医薬品安全処は教育省と共同で学生たちの糖類摂取を減らすため学校給食で活用できる糖類低減実践方案を用意して学校で主に提供するメニュー25種に対する糖類低減レシピを提供する。
今回の情報提供は子供・青少年の加工食品からの糖類摂取量が適正摂取基準(総熱量の10%以内)を少し超過しているため小・中・高校生の糖類摂取削減リスク管理を強化するために用意された。
※ 加工食品からの糖類摂取量(1日摂取熱量あたりの割合、’13年基準):
(6-11歳)10.6%、(12-18歳)10.7%、(19-29歳)11.0%
学校給食での一食あたり糖類適正提供量は年令別1日摂取勧告量の1/3水準に相当する範囲で算定して小学校13~16g、中・高等学校17~23g。
学校給食糖類低減実践方案主要内容は▲メニュー構成から糖類減らす実践▲食材購入時糖類含量確認▲料理で糖類減らす実践などである。<メニュー構成から糖類減らす実践>
○普段学生たちに提供するメニューで糖類含量が高いメニューを探して、月刊メニュー作成時該当の食べ物の提供頻度を減らしてメニューを構成する。
例えば砂糖、水飴、調味ソース類など糖類が多い食材をたくさん使う煮つけ、いためもの、揚げ物(カンジョン)、煮物などのメニューは一食で重複提供されないようにする。
○ソース類には砂糖、水飴、トマトケチャップなど多量の添加糖が入っているので一食メニューに使うソースの種類は2種以下で構成する。
給食メニューのステーキ鶏 (ステーキソース20g:糖類6g)とゴボウ煮つけ(砂糖5g+水飴5g)を鶏肉焼き物&ソース(ステーキソース10g:糖類3g)ときんぴらゴボウ(砂糖2g)に変更すれば添加糖類を計11g減らせる。
○ デザートは加工食品より果物、牛乳など自然のものや無加糖ヨーグルト、蜂蜜または蜜が入らない餠などあまり甘くなくても食べることができる食品に取り替える<食材料購入時糖類含量確認すること>
○果物缶詰めは生鮮果物に、トマトケチャップはトマトに替えるなど。
○ 同じ製造社の製品であっても使う原材料によって糖類含量に差があることがあるので加工食品を購入する時は糖類含量を確認・比較して購入しなければならない。
○ 砂糖、水飴、ジャムなど糖類含量が高い食材料をたくさん購入すると流通期限到来などで計画外使用が発生する可能性があるので必要な最小適正量を発注するなどストック管理に気を使わなければならない。<料理で糖類減らす実践>
○新鮮な食材料を使えば添加糖使用を減らしても食品固有の味と香を感じることができる。
たまねぎ、にんじん、ピーマン、キャベツ、レモンなど各種材料を交ぜて料理したり昆布、シイタケ、たまねぎでスープを作って料理すれば糖類含量を減らすことができる。
○ 食品料理時砂糖、蜂蜜などの代わりにたまねぎ、リンゴ、キウイ、梨など自然の食品を用して甘みを出す。
○ 糖類を減らしたメニューの料理法を守るように学校ごとにメニュー別添加糖使用量などを調整して料理方法を作成・実践するなど糖類減らす実践環境を醸成する。
また料理時計量道具使用を習慣化すれば糖類低減及び味を一定に維持することができる<糖類を減らせるよう配食>
○甘みは相対的に温度が低いほど感じ難いので熱い食べ物は60℃程度で配食
○ ケチャップなどソース類は食べ物に直接かけて配食しないで1回用包装提供など
○配食の時穴が開いたスプーンを使えばソースの量を減らすことができて学生たちが糖類摂取を減らすことができる。
また小・中・高等学校給食メニューの中で学生たちが好むメニュー25種を選定して、糖類低減レシピを開発して小・の中で・高等学校に3月中に配布する。
○今度提供されるレシピは高等学校給食1回分量を基準に平均糖類含量を20%減らした料理法で、実験の結果現在使用中のレシピと比べて満足度には差がないことがわかった。
食薬処と教育省は学生たちが糖類を減らしてもおいしい学校給食ができるように学校でも積極的に実践する必要があり、政府も糖類低減メニュー開発、教育プログラム運営など学生たちが元気な食生活ができるようにもっと努力すると明発表した。
○ 詳しい内容は食品安全国(www.foodsafetykorea.go.kr>問題・ニュース・広報・教育>教育広報資料室>教育資料)で確認することができる。
(韓国人太ってないし。砂糖削減目的で調味料減らすなんてどこもやってない)