健康機能食品政策課 2017-02-28
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=35940&sitecode=1&cmd=v
食品医薬品安全処は常習・故意的に虚偽・誇大広告する健康機能食品会社を集中点検した結果、健康機能食品販売会社2ヶ所と製造業社3ヶ所を摘発して営業停止など行政措置し、対価を受けて虚偽・誇大広告を流布した個人ブログ運営者も告発したと発表した。
今回の点検は‘無化学添加物使用、添加物を含む健康機能食品は有害’という虚偽・誇大広告でこれまで行政処分履歴がある関連業者5ヶ所を対象に去る2月6日から2月17日まで集中実施された。
主要違反内容は事実と違う内容の表示広告であり詳細内訳は次のようである。
○ A製造業社とB製造業社は製品を委託製造して合成原料を使っているのにまるで天然原料を使ったかのように‘100%天然原料ビタミン’など虚偽表示広告して摘発された。
この製品には食品添加物である葉酸、合成ビタミンなどが添加された乾燥酵母粉末、合成ビタミンC(L-ascorbic acid)が15%添加されたアセロラを原料として使った。
○ C製造業社は製品の乳酸菌があたかも‘母乳からみつけた韓国人オーダーメイド乳酸菌’と虚偽表示した。また食品添加物である葉酸、合成ビタミンなどが添加された乾燥酵母粉末を添加した3製品に対して‘無化学添加物’と虚偽広告して摘発された。
○D流通専門販売会社はAとB製造業社が製造した製品を‘100%天然原料ビタミン’、‘化学的添加物を0.1%も使わなかった’などで虚偽表示・広告した。
またホームページ及び個人ブログなどで合成ビタミンをとるとがんになる、喘息誘発、死亡率増加など根拠ない内容を流布して消費者不安感を醸成して製品を広告して摘発された。
○E流通専門販売会社はホームページ及び個人ブログなどでC製造業社が製造した3製品に対して‘無化学添加物’と広告して摘発された。
食薬処は今後も天然製品を好む消費者心理を利用して天然ではない製品をまるで天然製品のように表示・広告する健康機能食品企業等を持続的に点検すると発表した。
（根拠のない不安を煽って自社製品を売る詐欺師達をメディアが好意的に取り上げて根拠が無くても不安は正当だと宣伝してきたからこの現状があるわけで。科学は常に風評に負けている。もっとも、負けているのは全員なんだけど。）
