食品安全情報blog過去記事

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APVMAはグリホサートを公式に再検討する理由はないことを発見

APVMA finds no grounds to place glyphosate under formal reconsideration
23 March 2017
http://apvma.gov.au/node/26636
IARCの提示した懸念を受けてAPVMAはグリホサートの使用に関連するヒト健康リスクの詳細評価を行い、完全再検討は必要ないと決定した。
APVMAは、保健省から委託されたIARCモノグラフのレビュー、他国の規制機関や国際専門家委員会によるリスク評価を含む根拠の重み付け評価を行った。
APVMAはオーストラリアでのグリホサートの使用はヒトがんリスクとはならず、グリホサートを含む製品はラベルの指示に従って使えば安全であると結論した。
グリホサートの再検討をする科学的根拠はなく、APVMAは新しい情報を監視し続ける。
ヘルスカナダ、EFSA、ECHA、NZ EPA、US EPA、JMPRは全てグリホサートを最近評価しヒトがんリスクとはならないと結論している。