Scottish Food Crime Unit launches roadshow to raise awareness of food crime
23 March 2017
http://www.foodstandards.gov.scot/news/scottish-food-crime-unit-launches-roadshow-raise-awareness-food-crime
・55%のスコットランド市民は食品がどこから来たものかについてもっと知りたがっている
・47%のスコットランドの消費者は購入する食品のパッケージに書かれていることが正しくないのではと懸念している
スコットランド食品基準庁(FSS)に属するスコットランド食品犯罪部は本日(3月23日)食品偽装の種類、その深刻さ及び報告の仕方への啓発のために各地での説明会を開始した。クライムストッパーズCrimestoppers(0800 028 7926)によって運営されるスコットランド食品犯罪ホットラインに疑わしいものを報告するよう市民と食品飲料業界に呼び掛けている。
食品や飲料に関する意図的なごまかし、すり替え、不正表示または偽装として定義される食品偽装対策費用が毎年12億ポンドかかっている。
標的となる食品は、アーモンドパウダーのピーナッツパウダーへのすり替え、違法な貝採取、米、はちみつ、アルコール、オリーブオイル、オレガノ、ターメリック、安全でないあるいは衛生的でない状態での食品輸送を含む。
FSSのスコットランド食品犯罪及び事件部の部長Ron McNaughtonは次のように言う。
「我々の食品と飲料の安全は重要で、人々が不正行為のリスクにもっと警戒し注意するように取り組んでいる。3月の最終週、国中で一連の説明会が行われ、スコットランド食品犯罪部の専門家チームが犯罪に関する情報を提供することになっている。食品偽装は消費者に損害を与えるだけでなく、誠実な食品事業者にも損害を与えるので、皆で協力する必要があり、地域の行政、産業界及び施行組織の助けが不可欠である。提供された情報によってFSSやほかの機関が、食品偽装者、その危険性のある者を特定する。皆さんに情報提供を呼び掛けたい。」
スコットランド食品行政委員会の会長William Hamiltonは次のように言う。
「地域行政の環境保健サービスは食品犯罪削減のためにFSSと協力している。担当者はスコットランド中の通りや食品事業者に定期的に出向き、情報を得て提出し、適宜法を執行する。」