食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

寄贈御礼

松永さんの新刊。
最近国内で話題になったトピックスを網羅して、気軽に多くの人に読んでもらいたいという意志を感じる本です。
SNSにあわせて、例えば誰かが妙なことをつぶやいていたら、でもこの本には○○って書いてあったよ、といった使い方ができるのではないかな、と思いました。
 移り変わりの早いネットの世界で、このサイトは長く続けているほうだと思いますが、確かに情報の流れは変わってきたと思います。以前は有力ニュースサイトなど、テキストサイトからのリンクで来る人が結構いたのですが、最近あまりそういうのはなく、スマホで見ている人が多増えました。単語検索からの流入も少なく、ほぼいつもの人が見ているのかなと思います。じゃあ多くの人はネットのどこをどう利用しているのだろう?検索すらしないでSNSに流れる断片的なニュースや仲間内のつぶやきを見ているのだろうか?
 時代にあわせて情報提供のありかたも変わっていくべきなのかもしれません。ただ私にはできそうもないので松永さんがいろいろな試みにチャレンジしていることを応援したいと思います。



おいしい病院食は、患者を救う

おいしい病院食は、患者を救う

長村先生はいわゆる健康食品の制度をより良くしようといろいろ活動なさってきたのですが、この本では病院で「美味しい食事」を提供することが何より大事だとおっしゃっています。結局食事は美味しいことが大事。薬袋さんに書いて頂いたのは、専門用語の多用を避けてより多くの人にわかりやすく伝えたいから、だそうです。
病気の人用の食事として「化学調味料不使用」などとあまり意味のない縛りをかけてものすごく美味しくない何かの塊を食べたことがあるので、美味しいことが大事だというのはよくわかります。よくわからない機能性なんかより、こういう方向のほうが世の中を幸せにすると思います。