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タイ産卵の輸入許可、国内の卵の価格安定を期待 

現地実査課 2017-06-09
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=37535&sitecode=1&cmd=v
食品医薬品安全処はタイ産食用卵に対する輸入衛生評価を終えて、輸入のための最後の手続きであるタイ政府との輸入衛生要件及び輸出衛生証明書に対する協議も完了したことにより早ければ来週からタイ産食用卵輸入が可能であると発表した。
※ 食用卵輸入許容国家(7ヶ国): ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、デンマーク、オランダ、スペイン、タイ
○今回輸入衛生要件協議により韓国に輸入されるタイ産食用卵はタイ政府からGAPやHACCPなどの衛生管理認証を受けた生産農場と製造業社(作業場)のみが可能である。
※ 産卵鶏農場はGAP(Good Agricultural Practice)、製造業社はHACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)またはGMP(Good Manufacturing Practice)認証。またサルモネラ及び残留物質などに対しては韓国の基準・規格を守るようにし、違反すれば輸入を中断できるようにした。
○ 参照で食用卵は食薬処の畜産物衛生・安全に対する衛生評価と農食品部の家畜疾病検疫に対する危険評価結果全て適合の場合輸入が許容される。
食薬処は今回タイ産食用卵輸入決定が国内卵需給及び価格安定に役に立つことを期待し、今後の輸入物量に対して精密検査を実施するなど輸入検査にも最善をつくすと発表した