- 柑橘類、核果類、仁果類の殺菌剤として農薬に使用されるソルビン酸カリウムの基本物質申請についての加盟国と EFSAの意見募集結果
Outcome of the consultation with Member States and EFSA on the basic substance application for potassium sorbate for use in plant protection as fungicide on citrus, stone and pome fruits
12 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1232e
EFSAが企画した意見募集結果をまとめ、EFSAの科学的見解と個別に受け取ったコメントを提供している。
- ラミナリンの農薬リスク評価ピアレビュー
Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance laminarin
EFSA Journal 2017;15(6):4836 [16 pp.]. 9 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4836
情報不足と懸念が確認された。
- 確証データを踏まえたベンゾビンジフルピルの農薬リスク評価についての加盟国、申請者、EFSAの意見募集結果
Outcome of the consultation with Member States, the applicant and EFSA on the pesticide risk assessment for benzovindiflupyr in light of confirmatory data
9 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1230e
フランスが概要をまとめ、EFSAの科学的見解と個別に受け取ったコメントを提示している。
- ポリビニルアルコール-ポリエチレングリコール-グラフト共重合体(E1209)に提案された仕様書改訂の安全性
Safety of the proposed amendment of the specifications for the food additive polyvinyl alcohol-polyethylene glycol-graft-co-polymer (E 1209)
EFSA Journal 2017;15(6):4865 [23 pp.]. 9 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4865
E1209に求められたEU仕様書改訂は安全上の懸念はない。提供された分析結果は、E1209のEU仕様書でエチレングリコール個別に提案された量620 mg/kgよりも、あるいはジエチレングリコールと併せたよりも常にかなり低い(最大360 mg/kg)。
- 提出された確証データを踏まえたメタザクロルの農薬リスク評価ピアレビュー
Peer review of the pesticide risk assessment for the active substance metazachlor in light of confirmatory data submitted
EFSA Journal 2017;15(6):4833 [48 pp.]. 9 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4833
懸念が確認された。
- RNAiに基づく遺伝子組換え植物のリスク評価を支える基本情報の文献レビュー
Literature review of baseline information to support the risk assessment of RNAi-based GM plants
9 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1246e
外部監査報告
Safety assessment of the process ‘Coexpan Deutschland’, based on EREMA Basic technology, used to recycle post-consumer PET into food contact materials
EFSA Journal 2017;15(6):4846 [13 pp.]. 9 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4846
このリサイクルされたシートで製造し、水の容器に使用せず、最終的に熱成形されたトレーと容器がリサイクルされる使用後のPETを最大100%含む時、このプロセスから得られるリサイクルPETは安全上の懸念はない。
- 食品添加物としてのトラガカント(E 413)の再評価
Re-evaluation of tragacanth (E 413) as a food additive
EFSA Journal 2017;15(6):4789 [41 pp.]. 9 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4789
EUでは1989年に食品科学委員会(SCF)が、1987年に国連食糧農業機関／世界保健機関合同食品添加物専門家委員会(JECFA)がトラガカント(E 413)を評価し、許容一日摂取量(ADI)を「特定しない」と定めた。トラガカントは分解されなければ吸収されず、腸内微生物叢で一部発酵される。調べた最高量での発がん性試験で有害影響は報告されず、遺伝毒性に関する懸念もない。最大21日間最大9,900 mgトラガカント/人/日(およそ141 mgトラガカント/kg体重(bw)/日に等しい)のトラガカントの大量経口摂取はヒトで忍容性が認められる。トラガカント(E413)のADI値は必要なく、報告された使用と使用量で食品添加物としての詳細暴露評価で一般人に安全上の懸念はない。
Safety and efficacy of zinc chelate of methionine sulfate for all animal species
EFSA Journal 2017;15(6):4859 [15 pp.]. 8 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4859
飼料にEUで認可された亜鉛の最大量まで使用しても、動物の栄養のメチオニン硫酸の亜鉛キレートの使用からは消費者の安全性の懸念は予期されない。環境への追加リスクも引き起こさないと考えられる。メチオニン硫酸の亜鉛キレートは全ての動物種に利用できる亜鉛源である。
- 意見募集：疫学研究と農薬
Public consultation: epidemiological studies and pesticides
12 June 2017
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/170612
EFSAは農薬のリスク評価に疫学研究を使うことについての科学的意見にパブリックコメント募集を開始した。
2017年7月28日まで
