食品安全情報blog過去記事

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BfRは内分泌かく乱物質に関する健康評価のための欧州ガイドライン策定にあたりEFSAやECHAを支援する

BfR supports EFSA and ECHA with the development of European guidelines for the health assessment of endocrine disruptors
BfR Communication No 031/2017 of 27 October 2017
http://www.bfr.bund.de/cm/349/bfr-supports-efsa-and-echa-with-the-development-of-european-guidelines-for-the-health-assessment-of-endocrine-disruptors.pdf
BfR (Bundesinstitut für Risikobewertung: ドイツ連邦リスク評価研究所)は2017年10月18〜19日ベルリンにおいて、EFSA (European Food Safety Authority: 欧州食品安全機関)に代わり、毒性試験におけるホルモン測定の実行可能性に関する専門家の聴聞会を開催した。議論は、内分泌かく乱物質の同定法が適切かつ実行可能なものであるかについて、文献調査とBfRが適格な研究所に対して行った実態調査に基づいて行われた。聴聞会を受けて助言が作成され、それらは、EFSAの権限に従い、内分泌かく乱物質に関する健康評価のガイドラインの添付書類として収載されることになっている。こうした欧州ガイドラインは現在、EFSAとECHA(European Chemicals Agency: 欧州化学庁)が合同で作成している。聴聞会の結果は、所定の科学雑誌で発表される予定である。