食品安全情報blog過去記事

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FTCは学術雑誌出版社の詐欺的行為を止めさせる

FTC Halts the Deceptive Practices of Academic Journal Publishers
November 22, 2017
https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2017/11/ftc-halts-deceptive-practices-academic-journal-publishers
連邦裁判所はFTCの要請により学術雑誌出版社の、数千ドルになる出版費用を隠して雑誌や学会について虚偽の宣伝をする詐欺的行為の仮差し止めを命じた。
OMICS Group Inc., iMedPub LLC, Conference Series LLCとそのCEOでオーナーのSrinubabu Gedela。
彼らは科学者や医学の専門家を対象に数百のオンライン学術雑誌や国際学会を宣伝し、雑誌にはピアレビューがあるという虚偽の宣伝をしていたが実際はせず、有名な科学者からなる編集委員を表示していたが彼らは編集委員になることを合意していない。
さらの雑誌に論文を投稿した著者に相当量の出版費用を請求し、投稿した論文の取り下げは認めない。国際学会の宣伝の場合も実際には参加を合意していない有名な科学者の名前を使って虚偽の宣伝をした。
(研究者が詐欺にあっている、ということだけど、なかにはこの詐欺を研究成果として利用している人もいるというところがまた闇が深い。ここ以外にもたくさんの会社が研究者向けにスパムメールを送って来るのだが、出会い系やバイアグラ売ります系のスパムは上手に弾いてくれるフィルターはこいつらにはあまり役にたたないようだ。)