食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

市販流通卵の検査項目の拡大適用に伴う回収・検査結果等(2次)

2017-11-14 農畜水産物安全課
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=39478
□卵の安全管理のため、10月10日から殺虫剤の検査項目を拡大した。
今回、80件の検査結果を公表。▲4農家(忠清南道3ヵ所、全羅北道1ヵ所)の卵でフィプロニル代謝産物(フィプロニルスルホン)が基準を超過して検出(0.03〜0.26 mg/kg)された。▲当該農場の卵は回収・廃棄措置。
※卵のフィプロニル(フィプロニルスルホン込み)残留許容基準は0.02 mg/kg。
※11月8日に449件については検査結果を公表済み。今回はその時検査が完了していなかった80件について公表。
□また、採卵鶏農家の抜き打ち検査で、京畿道安城市の採卵鶏農場(スンエ農場、1万5千羽飼育)が保管していた卵でフィプロニルスルホンが基準値を超過(0.03mg/kg)して検出され、該当卵を全量廃棄した。
○該当の農家の採卵鶏は、ヒヨコで購入してから11月8日に初めて卵を生産したものであり、市中に流通した卵は無い。
□政府は採卵鶏が過去にフィプロニルに暴露された結果、ピプロニルの代謝産物が卵に移行されたと推定しており、現在原因を調査中である。
○農家の管理のため、殺虫剤に関連した農家の指導・広報および抜き打ち検査を今後も継続して行く。