食品安全情報blog過去記事

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  • 1975年から2016年のBMI、低体重、過体重、肥満の世界的傾向:1億2890万人の子ども、青少年、成人の2416の集団ベースの測定のプール解析

Worldwide trends in body-mass index, underweight, overweight, and obesity from 1975 to 2016: a pooled analysis of 2416 population-based measurement studies in 128·9 million children, adolescents, and adults
NCD Risk Factor Collaboration
THE LANCET Vol.390 | Number 10113 | Dec 16, 2017
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)32129-3/fulltext
多くの高所得国で子どもや青少年のBMIの増加傾向は、高いところでプラトーになっている。しかしアジアの一部では加速していて成人との相関がない
オープンアクセス

  • 何故こんなにも多くのセレブが科学を無視するのか?

Why Do So Many Celebrities Ignore Science?
By Ross Pomeroy
December 14, 2017
https://www.realclearscience.com/blog/2017/12/14/why_do_so_many_celebrities_ignore_science.html
非科学的意見を言い、疑似科学を推進し、陰謀論を支持するセレブの名前を挙げるのは簡単だ(事例多数略)。どうしてこんなにたくさんのセレブが科学的根拠に反する製品や考えや政策を信じるだけではなく広めるのだろう?
アルバータ大学の健康法と政策研究センター長で教授のTimothy Caulfieldがこの問題の最先端の専門家だろう。彼はセレブと疑似科学についてのテレビ番組シリーズのホストを務め、本を書いている。Caulfieldは、有名人であることの強いプレッシャーのある環境がセレブを非科学的信仰に陥りやすくしているのではないかという仮説をたてている。
彼はRealClearScienceに語っている:
彼らのキャリアの幾分かは見た目に依存する。このことが美と健康に関する疑似科学的唆しを受け容れやすくする。彼らは効果があるなら何でもやってみたい。プロのアスリートにも同じ現象が生じる。
もう一つの説明はあまり驚きではないだろう。セレブはナルシストなので自分の知識や能力を過信しがちで科学者や専門家より自分の好きなことを信じる。
Concordia大学の進化行動科学者Gad Saadは別の説明を提供する。
彼らは存在に関する罪の意識に苦しんでいると思う。彼らは心の奥で自分の送っている特権階級の生活や称賛に値しないことを知っている。その罪悪感を緩和するために「ただのセレブ」ではないことを示したい。だから精神病を「治療」したり自閉症を「根絶」したり放射線を「中和」したりする。
あるいは単にセレブは一般人同様に間違った情報を与えられているだけ、という説明もある。各種調査で明らかになっているように科学者の意見と一般の見解は異なる。
そしてあまりにも多くの場合、もっともものを知らない人がもっとも言葉数が多く、最もよく知っている人があまり話さない。